everything's gone green

oath sign (五味池破風高原~毛無峠の旅)

ブログ内容がブログタイトルに寄ってきたこの頃。

 

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まずはこのPVを御覧ください。

 


LiSA 『oath sign』-MUSIC CLIP Short Ver.-

 

次に「秘境グンマー」の検索結果を御覧ください。

https://www.google.com/search?q=%E7%A7%98%E5%A2%83%E3%82%B0%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC&client=firefox-b&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=2ahUKEwjxz6D7xpzeAhXly1QKHSZ8DFwQsAR6BAgFEAE&biw=1216&bih=747

 

この2つ、どちらも「毛無峠」という場所で、検索結果の通り群馬県と長野県の県境となっております。

この場所に惹かれたので、ここに行ってみた話をします。

 

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■ 旅程

毛無峠へのアクセスは比較的容易で、冬季でなければ自家用車での乗り入れが可能。

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長野県須坂と群馬県万座温泉をつなぐ万座道路から枝分かれした長野県道112号線を南下すれば着きます。

稜線伝いに走る、大変気持の良い道だと思います。

 

「と思います」と書いたのは、実際に私が通ってないからで、

私のアプローチは

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です。

 

何でこうしたかったかと言うと、キャンプがしたかったからで、

この五味池破風(はふ)高原に今年オープンしたオートキャンプ場があると聞いたからです。

また中間にある破風岳という山も有名ではないがいい感じとのことで登ってみたいというのもありました。

 

というわけで、

1日目:~五味池破風高原オートキャンプ場で野営

2日目:五味池破風高原~破風岳~毛無峠~戻り

という感じ。

 

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■ 五味池破風高原オートキャンプ場

www.suzaka.ne.jp

ほとんど情報がないのでこの記事を。

レンゲツツジの群生地らしいですが、見頃は6月。

しかし、今の時期は紅葉がきれいです。

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道中、かなり細い林道を十数kmくらい車で上るのだが…

私が体験した中で一二を争うヤバさの林道でした。

「落石注意」とは落ちてくる石ではなく、道に落ちている石に気をつけることなんだと改めて気付かされました。

 

キャンプ場着。

めっちゃ寒(標高1600m)。

日曜の宿泊ということもあり、完全貸切状態。

一応薪は持っていったのですが、季節外れのソロキャンプを敢行する私を憐れんで気遣って、管理人さんが薪や焚付をくださいました。

こんな…こんなたくさんの薪に、誰が囲まれると思いますか?

 

この日は流星群前夜、とのことで管理人さん家族が車で天体観測に連れて行ってくださいました。

あったけえな…気温は低いけど(おそらく2、3℃)

出発前日に買った焚き火台もなかなか調子よくて、これからヘビーユーズしそうです。

 

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■ 破風岳(1,999m)

翌日は朝8時に登山開始。

まずはキャンプ場からレンゲツツジの群生地を抜けて東屋まで。

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東屋から。北アルプス戸隠山が一望できる!

群生帯は道が不明瞭で、マリカー64のヨッシーバレーみたいなもんだと解釈。

ここから樹林帯に突入。

道は分かる程度に整備されているが、片側は崖なので注意して進む。

樹林帯を抜けると、大平(おおだいら)という開けたところに出ます。

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行く道を振り返って1枚。前日天体観測で連れてきてもらったのがここらしい。

ここから作業道を通って、また樹林帯に進む。

道中は霜柱も立っており、昨晩の寒さを物語っていました。

樹林帯を抜けると、破風岳が見えてきます。

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断崖絶壁のなかなか激しい山容。

そして頂上。

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眺め良すぎワロタ!

頂上でアーモンド小魚を食べ、登頂記念の写真を撮りました!

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楽しそうな様子が伝われば嬉しいです!

 

破風岳を東に降りていくと、目的の毛無峠に到着です。

 

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■ 毛無峠

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着きました~~。

検索で出てくる写真より、看板の風化が進んでる気がする。。

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朽ちた鉄塔もありました。

全身がLiSAになりつつある。

 

元々このあたりは硫黄鉱山で、精錬時の亜硫酸ガスで一帯が不毛地帯になったそう。

峠を南に下ると精錬所跡もある。

この鉱山(小串硫黄鉱山)は昭和初期に大規模な地すべりで多くの死者が出て、

有志により地蔵堂が建てられたそう。

今度毛無峠に来たときは、廃坑を見て回ってもいいかな。

 

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■ 後日談

風邪を引きました。