■ 出張
コロナやらなんやらでなかなか国内の出張がなかったのですが、私の職種だと本来中国津々浦々を出張するようで、とうとうその機会が訪れました。
ローカルスタッフ、そしてお客に「今回中国来て初めての出張です」って言うとやたらに感激され、週5でお酒を飲む羽目になりました。
■ 1日目 現地スタッフと火鍋
初火鍋。辛い煮汁と薬膳系の煮汁で、具材に火を通して食べる。しゃぶしゃぶそのものという感じです。
つけダレは自分で調合します。薬味もかなり種類多め。私は日本でしゃぶしゃぶ行くと絶対ゴマダレ派なんですが、ちゃんと芝麻醤も完備してくれていたのでありがたい。
牛肉のスライスや羊肉のスライス、野菜などなど食材も多彩。
この日は青島ビール3本でした。
生煮えの何かを食ってしまったようで盛大に腹を壊しました。
■ 2日目 お客社長と特別食堂にて晩餐会
2日目はお客の社長に招待され、客先食堂内の特別室で中国料理を舌鼓。海に近いところで、海鮮料理が多め。料理は非常に美味しかった(と思う
ただ、ここで白酒の洗礼を受けました。初白酒。
茅台酒という、白酒のなかでも高級な部類のやつを振る舞ってくれました。
ショットグラスより小さめのやつに酒を入れて、杯を鳴らして飲み干すというのが白酒の流儀らしいです。杯が空いたら社長がすかさず白酒を注ぎ、ここに永久機関が完成しました。
この日は白酒200mlくらい飲んだと思います。吐きました。
■ 3日目 客先購買の人と中国料理屋で
3日目は客先の近くの中国料理屋でご飯。
メニュー表があるわけではなく、カウンターに並んだ食材を選択して料理を決める、なんかゲームのようなくじ引きのようなシステム(こういうの多いんですかね?)
この日は客先購買の人が飲め飲め!という感じでまた白酒を持ち出す始末。ただ、社長よりかは手加減してくれました。でも白酒グラス一杯、青島ビール小瓶一本飲みました。吐きました。
最後に出てきたウズラの燻製がうまかった。
■ 4日目 客先購買の人と農村料理
この日も購買の人に連れて行かれて、なんか謎のバラック小屋に到着。唖然としていると、「農村料理を食べます」とのこと。
翌日の出張も確定して、帰るのが土曜になるということが"確定"したというのと、3日連続で酒飲んでグロッキーになってたというので、かなり態度に出てたらしく、客とローカルスタッフに気を使わせてしまいました。反省点です。
農村料理は鴨?アヒル?肉の料理で、ちときつかったです。
飲んだのは青島ビール小瓶一本でした。流石にこの量では吐きません。
■ 5日目 また客先社長との晩餐
ローカルスタッフと「今日はケンタッキー食いてぇ〜」とか話しながらこっそり客先を離れようと思ったらまた社長に呼び止められ、あえなく晩餐会に連行されました。
なんだかんだ言って、晩餐会の料理が店の中国料理料理より美味しかったです。
この日はビールから始まって、社長に「清酒は好きか?ビールとどっちが好きか?」と言われ「清酒」と言ったら清酒の小瓶が出てきちゃいました。これはヤバいっすね。
ビールにおける乾杯も、50mlくらいのグラスを飲み干す感じでまぁえげつないんですが、その中で1人清酒を飲む異常者。
清酒は、韓国のやつでかなり甘口。13度なので弱めですが清酒は清酒なので酔いは回ります。
途中でウェイトレスに「水くれ」と言って、こっそりグラスに水を入れて飲んでました。バレなければ、これが正解のような気がした。この日は気持ちよく酔えて終了。
■ 和中国人一起喝酒
上でもチラチラ書きましたが、中国人の酒の飲み方はまさに干杯、杯を飲み干すです。
日本だと乾杯は最初だけで、あとは一人ひとりが自分のタイミングでチビチビやる感じなので、酒文化の違いを感じます。
私としては、自分のタイミングで飲めないのはかなりフラストレーションです。
ただ、若い人や身内との酒の場ちゃんと意思表示をすれば、干杯を許してもらえます。(少量飲むだけだったり、お茶や水などで乾杯)
何にせよ、「察しろ」というのは通用しません。満漢全席の流れを組んで、いっぱい飲み食いさせるのが最高のもてなしなので、無理だと思ったらハッキリとした意思表示が求められる国だなと再確認しました。