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自動水やりマシン開発記5

■ サイフォン現象

サイフォン現象というのをご存知でしょうか?

kobe-wb.jp

一旦水を高いところまで汲み上げても、出口が入り口よりも低い場合は高低差をなくそうと水が流れ続けてしまう現象です。

コーヒーにこだわりある人は、ドリップポットの注ぎ口の形状を見てもらえると納得いくかと思います。

実はこの現象、実証試験しているプランターでも実際に起きていて、確かにポンプは動作していないのにタンクの水量は減るわ、土がずっと湿り続けるわで。

その対策として、逆止弁を投入。

どういうものかというと、写真上側の口(開放されている方)から下側へは通るが、下側から上側へは通らない一方通行の流路を形成するバルブです。

サイフォン現象を止めるには、流路内に空気が入れば良いので、ポンプ給水が止まった時にこのバルブから空気が入ることで現象を止めてやるわけです。

ただし、水は出て行っては困るので、逆流しないように逆止弁で水が出るのを止めるってわけです。

 

電子工作とはいえ、ハード的なところの知識もないときちんとしたシステムが作れないということを実感しています。仕事にもつながる部分があり、頭が痛い。

 

自動水やりの神器を見つけたので購入してみました。

初めからこれを買えばよかったのでは?というくらい、全てが揃っている。。

ただ、蛇口専用みたいなところがあり、使っている水中ポンプでは圧が弱いかもですが、まあポタポタでも水撒けていたのでよしとします。

这样的。

 

■ 電力供給に課題

電力供給をソーラーパネル→バッテリー→arduinoでやっているが、中間のバッテリーのところで要求を満たすものがなかなか出てこず、結局手動でオンオフしなければならない。

ソーラーパネルに繋いでおけば充電される

Arduinoに繋いだら一生給電する(安全対策で数時間で給電ストップするものが多い)

なんか自分でこさえないとダメなのか?と思い始めています。

今度は電気回路の勉強。。難しいですね。

 

 

自動水やりマシン開発記4

前回からポンプを変更。取説に12Vと書いてあったから心配だったけどArduinoの5Vでも動作を確認。

タンクもパワーアップ。イワタニの20Lが実家にあったので採用。空気抜き穴からコードを出すこともできる。

ポンプ導通。水が出ることを確認。

 

とりあえず外にセットアップしてみる。

ベランダで電源取れないのでポータブル電源で。

なんか動作しているっぽい。

プログラムをツイ添削してもらい、なんとなくうまくいっているような気がします。

 

ただ、ポータブル電源だと一定時間経つと電源が切れてしまうみたい。

毎日毎日電源オンにしなければ。。。

あと、充電のために移動式ソーラーパネルを用意しました。

 

サスティナブルな自動水やりマシンになりましたとさ。

 

あとはしばらく動かしてみて、どうなるかみていきたいと思います。

このポータブル電源、外に置きっぱなしで大丈夫かな。。。?

 

■ 自動化できたはいいけど……

自動化できたはいいが、本当に動作しているかとかを確かめる術がないので少し不安です。

過去の記事で挙げた仕様の3分の1しか満たせていないです。かなしい。

morinobearintheforest.hatenablog.com

 

ちょっと新しいアイテムを取り寄せ中です。それでうまく解決できるか?

まだまだ続きます。

自動水やりマシン開発記3

リークテストで、タンクを一晩置いておく。朝見てみると、水量が最下限まで落ちていた。

接着部分というよりかは、ポンプの部品継ぎ目から漏れていることが判明。

やっぱり安物はあかんな。。。

水中投げ込み式にしたいが、導線が短く。。

というわけで、新しいポンプを買いました。

今度は20リットルのタンクでやってみます。

 

リークはあったものの、プログラムの動作を確認。

いい感じではあるが、土が湿り続けるのもよろしくないような感じがしたので、少しプログラム内容を変えてみた。

センサの値が300以下になったら、センサの値が600を越すまで水やりするという感じにしてみた。

 

ホースの穴あけももう少し精度良くやらなあかんですね。また来週。

int sensorPin = A0;
int Pump =2;
int sensorValue = 0;
void setup() {
Serial.begin(9600);
pinMode(Pump,OUTPUT);
}
void loop() {
sensorValue = analogRead(sensorPin);
Serial.println(sensorValue);
if(sensorValue<300){//soil dry
while(sensorValue<600){
digitalWrite(Pump,HIGH);
delay(10000);
Serial.println(sensorValue);
}
}
digitalWrite(Pump,LOW);
delay(3600000);//wait 1hr
}
 
 

自動水やりマシン開発記2

開発熱の冷めないうちに何とか形にしたいです。

 

■ とりあえずハードの作成

近くのホムセンでビニルチューブを購入。

半田ごてでプランターにブスブスと穴を開け、結束バンドでチューブを固定。チューブには熱した縫い針でプスプス穴を開けておきます。

水を流すとピューと水が灌漑されて感慨深い。

ピューと出るさまはとても可愛かったが記録を忘れた。

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しかし、タンクの蓋にゴム栓をねじ込む方式では水漏れがひどく、下の写真のゴム栓セッチャコのポンプはお蔵入り。
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あんまりやりたくなかったけど、タンクに直にセッチャコする方式に変更。リークテストは来週。
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回路を実装して、一応ハード側の目処は立ちました。

土壌センサから何から全部タンクと一体型なので、メンテはやりにくいですね。
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来週、もう少しプログラムを詰めたい。熱が冷めてなければ。

自動水やりマシン開発記1

家庭菜園に自動で水をやってくれる装置開発をしたい。

■ 仕様

・適度な時間間隔で土壌の渇き具合を見て、乾いていたら水をやる装置。

・時間間隔はサッと変更できるのが良い

・水まいたかモニタリングできるとよい

 

■ 試作

とりあえず試作。

ポンプはこれ

 

プログラムは下記。ネットの海からコピペしまくってます。

1秒毎に土の渇きを見て、100以下なら1秒水を出すプログラムです。

 

int sensorPin = A0;
int moistureLevel;
int Pump =2;
int sensorValue = 0;
void setup() {
Serial.begin(9600);
pinMode(Pump,OUTPUT);
}
void loop() {
sensorValue = analogRead(sensorPin);
moistureLevel = map(sensorValue,0,550,0,255);
Serial.println(sensorValue);
 if(moistureLevel<100){//soil dry
 digitalWrite(Pump,HIGH);
 Serial.println(Pump);
 delay(1000);
 digitalWrite(Pump,LOW);
 }
delay(1000);
}
 

タンクとポンプをどうつなげるか考えねばですね。仕事どころではないですね。

 

旅レポ 神戸南京町と道頓堀

■ ベタベタな関西周遊をかまし

嫁さんの資格試験が一段落付き、私も会社から有休を強要されていたこともあり、突発的に旅行へ行くことに。

嫁さんは3ヶ月の上海駐妻(うち2ヶ月はロックダウン。。。)では補えなかった中国成分を摂取しに行くみたいな感じで中華街希望。私もシェイクシャックのハンバーガーを食べたく、それならということで神戸大阪一泊の旅でもしようかとなりました。

 

■ 神戸南京町

神戸に来たのは就活ぶりなのでもはや10年くらい来てないことになります。

この日、春節祭ということもあり中華街は大賑わい。

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久しぶりに生煎にも出会ってウマウマと食す。小杨生煎懐かしいね〜

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春節祭ということで中華街中央の広場では色々出し物をやっており、爆竹を鳴らしたり中国歌謡リサイタルがあったりと大盛況でした。

しかし、爆竹がバチバチなっているのを見るために人だかりができている様相は何となく奇妙に感じます。

土産屋もチョコチョコありましたが、どこも観光価格、観光的品揃えでした。勿論そうでなくとも茅台酒は高いんだけど。

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■ 中国が侵食する街 道頓堀

その後阪神でなんばまで出て、宿に荷物を置いたあと道頓堀へ。

春節効果なのかしらんけど、とりあえず人大杉。韓国人の観光客がめちゃくちゃ多かったです。泊まったホテルも韓国からのツアー客入ってたようです。

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道頓堀も真面目に?観光するのは10年以上ぶりですが、大通りが一本外れるとかなりガチ中華の店や中国食材の店が目立ちます。なんというか、それこそ中華街に求めるような。そういえば、南京町にはガチ中華無かったかも。

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この冷蔵庫の感じは中国のローカル便利店を彷彿とさせます。

南京町には日本人が思う中国っぽさがあって、そこに生活感はないけど、道頓堀の片隅には確かに生活が根付いているなと感じました。

 

■ シェイクシャック

中国でも日本でもどこで食べても美味い。f:id:morinobearintheforest:20230123222302j:image

ガジェットレビュー Ticwatch Pro3 ultra GPS

■ またスマートウォッチ購入

今使ってるOnePlus Watchが少し使い勝手気になるようになってきたので、そろそろ乗り換えも視野に新しいの探そうとなり。

具体的には、スマホで音楽やグーグルマップのナビ(音声再生)してる時、ウォッチの画面が音声コントロール優先で表示される点です。バイク乗ってる時にスマホでナビ使ってると時間が見られなくフラストレーションが高まっています。

というわけで色々見ていたのですが、やっぱりモバイルSuicaが使えるとか、日本のインフラに合ったアンドロイド系スマートウォッチはFitbitかwenaかPixel Watchになっちゃうのかな、と思いながらも、電池の持ちがあまり良くない点が気になり。。

色々探した結果、中国Mobvoi社のTicwatchというのが気になったので買ってみました。

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どこかのラーメン屋のコール並みにマシマシされた商品名です。ultraってつくあたりがちょっと中国ぽい。

決めては、

・Wear OSが使えること

   せっかく買い換えるなら、カスタマイズ性があるスマートウォッチを使いたくなったというのがあり。

・電池の持ちがいいこと

  一日で切れるのは流石にね。。って感じなので。

 

って感じで決めました。お値段は35,000くらいですが、アマゾンブラックフライデーセールで26,000くらいになってました。

アリエクだと38,000くらい。

 

■ OnePlus Watchと比較

1週間弱使ってみたので、OP Watchと比較しようと思います。

一体、ドマイナースマートウォッチ2種の比較になんの意味があるのかはわからないけど。

 

1. 見た目

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Tic3: タフ感のあるデザイン、アルミ筐体

OPW: 曲線主体なエレガントデザイン、ステンレス筐体

盤の大きさは双方同じくらいですが、デザインの方向性は異なる。好みの問題でもあるけど。

でもやはりOPWの鏡面仕上げの筐体はふつくしい。。。

 

2. 重さ

Tic3: 68.3g

OPW: 76.9g

ステンレス筐体だからやっぱりOPW重し。OPWからの移行なのでTic3はつけていないように感じる。と思ったけど、9gしか変わってないのかとびっくり。9gってこんなに変わるもんなのね

 

3. 操作性

どちらも盤が大きいので操作性は良い。でもフリックの追従性は案外OPWが良いかも。

 

4. OS

Tic3: Wear OS 

OPW: 独自OS 

Wear OS、マップアプリを入れれば、グーグルマップと連動してナビの画面も出してくれるので非常に便利。

OPWは独自OSとはいえ、スマートウォッチに必要な活動量計類はだいたい揃っていますが、やはりカスタマイズ性がないのは寂しかった。

ただ、独自OSだからこそ処理関係が最適化されている部分はあるのですが。Wear OSは動作のもっさり感が少し気になります。

 

5. 言語

Tic3: 日本語選択可(多言語対応)

OPW: 英語、中国語のみ 

OPWは表示言語は日本語ないですが、通知はちゃんと日本語で来ました。ようわからん。

 

6. 決済補助

Tic3: Google pay

OPW: Alipay(中国国内のみ)

Google pay使えるところ増えてきましたが、ちょっとこれだけだと日本での財布手放し生活は心許ないです。OPWは日本での決済はできません。

早くWear OS用のQR決済アプリ出してくれ。QR決済システムはインフラ業だと思ってますので。

 

7. 電池持ち

Tic3: 3日

OPW: 7日

Tic3は省電力画面により電池持ちを良くしています。

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省電力画面のデジタル表記は割と気に入っています。でもやっぱりOPWの電池持ちは魅力的です。

私の使い方での電池持ちです。活動量計フル活用なら違うかも。

使い方…時間、通知確認、万歩計、たまに心拍数とか見るくらい

 

8. 充電スピード

Tic3: 30分で20%くらい

OPW: 1時間で20%くらいからフル充電

爆速充電スピードもOPWの魅力。中国にいるぶんにはAlipayも使えるので、買い替えなんて考えなかったかも。

 

以上、比較でした。

OnePlus Watchをそもそも日本で買えないので全くもってどの層に向けた比較レビューなのかはよくわかりませんが、なにかの参考になったらいいですね。