everything's gone green

バイクを買いました。そしてキャンプツーリングに行ってきました。

■ バイクを買いました

キャブ車のSR400です。

ウーン顔が良い。

 

キャンプにこなれてきて、荷物が減ってきたので

「これならバイクでもキャンプできるんじゃね?」と思って、

29歳の誕生日(5/25)に一念発起して入校。

 

それから5ヶ月が経った。

 

夏のキャンプシーズン、高山登山シーズンも全て棒に振って、バイク教習に費やし、

やっと10月に取得成功。

 

特に乗りたいバイクがあって教習を始めたわけではないけど、

いろいろ調べてるうちにクラシックスタイルのバイクがいいな〜と思うようになり、

エストレヤだのクラブマンだのSTだのと迷いつつ、結局SRになりました。

 

■ バイクに乗って気づいたこと

・バイクは交通弱者

車乗ってるとバイクがススーと間を通り抜けて信号の先頭に躍り出たり、

そういう行為が悪目立ちするけど、

普通に信号待ちしてると割と煽られる。

自分の発進が遅いのもあるけど、信号変わると抜かされる。

乗ってるバイクの特性もあるけど、自分はそんなに飛ばして走りたくはないので

抜かす車もバイクもお好きにどうぞという感じですが。

 

・キックスタートはそこまで苦じゃなかった

自分の体重がそこそこあるというのもあるが、キックスタートはそこまで苦じゃない。

一日のはじめのエンジン始動はそこそこ頑張る必要はあるけど、一回暖まってしまえばそのあとは大体一発始動です。

エンストは怖いが。

 

・寒い

寒い。

 

・腰が痛くなる

乗車姿勢が悪いのか、SRの足つきが良すぎて脚が窮屈だからなのかわからないが、

長時間のツーリングで割と腰にくるものがありました。

一日で地元(知多)から飯田を往復した時は、その後一週間くらい腰痛でした。

 

・メットはちゃんと金を出す

最初買ったヘルメットが二輪館のPBモノ(大きめのフリーサイズ、1マソ以下)で、

教習で小一時間ずつ乗る程度だったら問題なかったのですが、

長時間被ってると側頭部が異様に痛くなり、腰痛と頭痛に悩まされながら乗っていました。

まだまだ使えるけど安全性と快適さを優先し、ゼニスのメット(LLサイズ、セールで16kくらい)を購入。側頭部の痛みから解放されました。

全身ヤマハ人間になってしまった…。

 

■  バイクでキャンプに行ってきました

結局リュック×2とサイドバッグ1でそんなに荷物減らせていないという。

キャンツー諸氏はハードケースを後ろや横につけてるスタイルが多い中で

このスタイルは異様に見えたのかもしれないし、まあそんなものなのかもしれない。

 

・積載はなくてもリアキャリアは必要

リュックをシートにくくりつけると座面がかなり制限されるので

めちゃめちゃ運転が辛かったです。

お飾りでもリアキャリアあると荷物を後ろにずらして設置できるので

シートの制限が緩和されそう。

 

・朝のキックスタートが地獄

サイドスタンドが地面にめり込んでいく+サイドステップが夜露で滑る で

スタートのやりづらいことやりづらいこと。

 

・薪の現地調達、現地消費

薪を積載する余裕などない。

 

・バイクキャンプは覚悟が必要

車でのキャンプはバックアップでいろんなものを気軽に持っていけるし、

いざとなったら車中泊に切り替えられるし、様々にリスク回避が可能。

バイクだと、必要最低限しか詰むことはできないし、車中泊もできん。

天候、体力、装備をきっちり確認して、万全の体制で臨むもんだな、と思いました。

 

・林道も狭い道もズンズンいける

これは車にはない利点というか楽しみのような気がします。

私は人里離れたキャンプ場大好き人間なので、そういう場所に行くのには

車よりバイクの方が適しているんじゃないの?と思いました。

 

■ 今回行ったキャンプ場

福沢オートキャンプ場

南アルプスの麓、浜松市佐久間町酷道国道152号線から少し入ったところにある

ひっそりとしたオートキャンプ場。

サイトの横が沢になっていて、せせらぎを聞きながら静かな時間が楽しめる。

風呂シャワーはないけど、トイレはかなり綺麗。

落ちてる薪は使い放題。

また俺好みのキャンプ場を見つけてしまった……。敗北を知らない……。